こんにちは。トレーナーの中野です。(スポーツインテリジェンス所属)
2015年 和歌山国体が終了しました。私がトレーナーとしてサポートさせていただいた地元 和歌山県の成年男子チームは、国体に向けた取り組みが実り、見事に47都道府県出場のフリーの中、優勝することができました。
チームの結束力と監督、コーチ陣のチーム作り、選手のモチベーションの高さ、各分野のスタッフのサポートがあっての結果だと思います。
今回は、簡単ではありますが、国体に向けたトレーナー目線での取り組みを報告させていただきます。

トレーナーとしての取り組みは、昨年の12月からでした。
まず、国体までの計画として、2回の体力測定と1回の栄養調査・指導、月1回のトレーニング指導、強化合宿への帯同、主要大会へのトレーナー帯同を行うというスケジュールを立てました。

初回の体力測定を行った時点で、すでにレギュラー選手のフィジカルレベルは非常に高く、ソフトテニスに必要なパワー、スピード、アジリティ強化に的を絞ったメニューからスタートできました。
監督の理解もあり、メンタルカードの活用やトレーニング器具の導入と、競技に直結するトレーニングを効果的に進めることのできる環境でした。
通常練習からウォーミングアップ・クールダウンを徹底して行ったこと、大会に帯同させていただくことにより、本番での流れの確認やイメージ作りができたことでスムーズに本国体に臨むことができたと思います。

今回の優勝の大きな要因の一つに、選手個々のアスリートとしての意識の高さがありました。身体作りはもちろんのこと、アイシングや交代浴による自身のケアなども、進んで取り組んでいました。通常であれば促す必要があるところを、選手自ら積極的に取り組む姿には感心させられました。また、試合時の調整も選手それぞれ独自の方法があり、トップ選手ならではの「トレーナーを選手が活用する」という理想的な形が取れたように思います。
大会前から、大会中に疲労を溜めないケアに徹することができ、フィジカル的に良い状態で臨むことができました。

また、チームにはメンタルコーチ、映像分析スタッフのサポートがあり、科学的に各分野の強化を行えたこと、そしてサポートをしてくれた選手、和歌山県の応援団の力が選手を勝利に導いてくれた大きな要因だと感じます。
大きなプレッシャーの中、選手・スタッフが一丸となり、様々な努力を積み重ね、「優勝」という最高の結果を手繰り寄せた国体でした。
トレーナーとしてサポートさせていただけたことに感謝します。
和歌山国体2 (1)
画像提供:ぉまみ(ソフトテニスオンライン)

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