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皆さん、こんにちは。トレーナーの中野です。
今年も梅雨の季節がやって来ましたね。
皆さんは雨の日、どんなふうに過ごされていますか。
さて、今回は「意識すること」についてお話しします。
選手の皆さんは、練習で一番に何を意識しますか?
ラケットとボールでしょうか。
ではラケットやボールを操る「自分の身体」に対しての意識はできていますか?

「ボールを打つ」という動作の中には反応、判断、リズム、タイミング、フットワーク、スイングと様々なことを同時に行わなければなりません。その中で『軸足の入りはどうか? 腰は落とせているか? テークバックは適切か? 体軸は? 非利き手は?』などと考えているとぎこちなくなり、スムーズな動作はできません。
小学校中学年(8歳~10歳)までは、頭で考えなくても「目からの情報を感覚で処理」して動きを覚えます。しかし、正確で繊細な動きの完成は、まだできていません。高学年以降(11歳~)は、頭で考える能力が向上し、「目で見たものや耳で聞いたものを考えて処理」することができるようになります。
意識的に動作を行うことができるようになり、よりコントロールされた繊細な動きができます。中学生前後から高校生までが動きを完成させる非常に重要な年代と言えます。

そこで、中学生前後の年代で行って欲しいのが、「動きを意識する」ということです。トレーニングはボールを打つという連動した動作を、一つ一つの動きに分解したものです。
例えば、「テークバック」について考えてみましょう。力強いストロークにするには、「肘を大きく後ろに引く」ことが大切です。手先だけでなく、肩甲骨(身体の中心部分)を動かすことを意識します。身体の回旋動作と体幹の安定により、安定したフォームで大きな力を発揮することができるようになります。
このように、意識をしやすいように動きを分けて考えてトレーニングします。そして、それぞれの動きを合わせてボールを打つことで、素晴らしいボールが打てるようになるのは想像できますね。
是非、トレーニングを行う際は、何をポイントにどこに意識すれば良いかを考えながらやってみてください。

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