<指導者メルマガ>勘ではなく感を養おう


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錦糸町のスターバックスより、、

こんにちは。
メルマガ「部活運営のヒント」浅川陽介です。

師走で仕事の追い込み+忘年会で体重増加が気になる時期です。

一昨日・昨日と関東地方は雪が降る予想もありましたが、
今年のクリスマスはホワイトクリスマスに期待ですね

さて先週に引き続き「ネットプレーヤー(前衛)」の

”段階的指導方法”についてご紹介していきます。

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勘ではなく感を養おう!!
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前回は、ボレーの練習方法をサッカーの
フリーキックに例えて、蹴り方(取り方)の
練習メニューである事をお伝えしました。

しかしながら、始めたばかりの選手はゲームに
おける取り方の比重はボールの場所へ行くことと
比べるとそんなに高くはないですよね。

単純に、ボールへ絡めない選手に取り方を
教える事は効率が良いとは言えないのです。

特に冬場の日が短い時期には特に時間を
有効活用したいものですよね。

よってまずは『ボールが飛んでくる場所を』
[勘]ではなく[感覚]にしていく作業が必要です。

感覚とは言いかえると「予測」です。

【予測】とは:
零点何秒かのわずかな瞬間に
相手の眼や、ラケットや、フォーム・ステップ
小さなくせのわずかな違いから次のショットを読むこと。
※「フィフティーンラブ」11巻引用

そんな感覚を養う練習を行う事が重要になります。

そこで導入の練習方法をご紹介します。
※考え方の意識転換方法

準備物
①スポンジボールor 空気圧で大きくさせたボール20球程度

送球場所(サッカーにおける「PKキッカー」)
サービスボックス中央

ボレープレーヤー待機場所(サッカーにおける「キーパー」)
ネットを挟んだ中央で待機

ルール
送球者が素早く(1秒に最低1回)出したボールを
ボレープレーヤーは叩き落とす。通過させたら失点
とする。※触れた数を得点としても良い

点数化し、経過観察をしながら
選手が眼に見える上達具合を感じる
こともこの練習方法のメリット。

身に付く能力は・・・

①ボールに触る事へ喜びを感じる
②ボールへ行く為の脚力を見に付ける
③飛んでくる方向を予測する眼を養う

この基本を忘れないでほしいですね。
この先にあるものが、ポイントする為の
取り方(テクニック)となるのです。


わかりずらい部分もあると思いますので、
今後、写真や動画でご紹介したいです。


急がば回れ・・・
生徒の能力を身に付けた後に
取り方を教える事の方が、断然
効率が高まると思いますよ。

是非チャレンジしてみてください。


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<指導者メルマガ>基本ボレーはまだ練習するな!?


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インド国際大会から先日帰ってきました。

こんにちは。
メルマガ「部活運営のヒント」浅川陽介です。


インド国際大会が行われたアーメダバードは宗教の都市として知られています。

道には牛・バッファローが隊列をつくって車道を

平気で散歩しています。

日本とは違い信号機はほぼなく

渡るのにも命がけです。

そんな環境からかパワーアップして帰って来ました。

身体は・・・

旅行者の大半がお腹をこわすといわれている国との事でしたが

私を含め数名がお腹をこわしてしまいました。

しかしながら、無事に帰国できたので一安心です。


さて先週に引き続き「ネットプレーヤー(前衛)」の

”段階的指導方法”についてご紹介していきます。


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基本ボレー練習は今するべきではない!
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前衛がポジションについてからボレーをするまでの
基本動作を分解してみると以下の5つにわけられます。

1. ポジショニング
2. 観察
3. 決断
4. フットワーク
5. インパクト

大きく分けるとこの様になります。

今現在ソフトテニスの練習メニューでは

4コースの基本ボレー(クロス・逆クロス・右/左ストレート)が

多く実施されている様に感じます。

ここで皆さん考えて見てみましょう。

この練習方法で見に付く技術(上記の分解した前衛の仕事)は

何だと思いますか?


答えは・・・・

そう④・⑤です。

フットワークと、インパクト。



サッカーで例えるならば、ファールの後の

フリーキックの練習を右サイド・左サイドと

しているようなものです。


前衛に必要な資質は、蹴り方(取り方)よりも

ボールのところへ行く脚です。



自陣ゴール付近でファールをもらうよりも

相手ゴール付近でファールをもらう

更には、ゴールしやすい位置までボールを

運ぶ技術こそが現実的な点数に

結びつく技術なのではないでしょうか。

ファールのフリーキックはその取り組みの結果であり

ゲームの一部でしかありません。



取り方ではなく、勝負を教えることが
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前衛を育てる根底になければならないのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


勝負感を育てるについて次回紹介したいと思います。

野生の勘と予測の違い・・・・・・・・・

これより南市川テニスガーデンにて

取材に出かけてきます。

部活運営の”ヒント”を探しに。



ではみなさん、また
 
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<顧問へ>トレーニングは練習前にやれ。


浅草のスターバックスより、、

メルマガ「部活運営のヒント」福田です。
 
前回のメルマガの中で、
ソフトテニス部の、
冬場の体力つくりとして「縄跳び」がいいぞ、
ということを書きました。

縄跳びのいいところ3点

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 ■お互いの努力の様子が常にわかる
 (= 孤独にならない)

 ■他人と比較した体力レベルがわかる
 (= 切磋琢磨。恥ずかしい結果は残せない)

 ■安全
 (= 野球部のボールが飛んでくるところに
    走りにいかなくてよい)

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回は、ソフトテニス部の練習内での、
縄跳びの具体的な活用方法について。


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ボールを打つ練習の「前」にやれ
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トレーニングは練習後がいい、
は思い込みです。

縄跳びは、練習開始前にやってください。


(1)練習前に、前跳び1000回

 ↓

(2)終わったらボールを打つ練習に
   参加できる


早く追われれば、
ボールを使った練習に進める、
という構造にしてください。

”集中して短時間でおわらそう”

そういうモチベーションが働きます。


これが大事。

「だらだら」になることがありません。


練習前にやったら疲れてしまうのでは?

と思われるかもしれません。

確かに、疲れます。


でも、それでいいのです。

本番の試合では、上位に行くほど
インターバル(間隔)が開かずに
試合が入ります。

息があがる運動を10分程度して、
ソフトテニスのリズムが乱れ、
実力が出せないようでは、
本番の試合では勝てない。


また、やらせるタイミングですが、
ゲーム練習中の待ち時間もいいです。

カラダが冷えず、時間を有効に使えるので効果的です。


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注意ポイントは・・
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1.ペアで向き合ってやらせる
   ⇒切磋琢磨。ずるをさせない。

2.回数
   ⇒いきなり初日から1000回やらせない。
    300回程度から初めて、生徒たちの
    体力状況を見て徐々に上げていく。

3.水分補給

   ⇒水分補給はしっかりして下さい。

 冬場は夏に比べ喉が渇く感覚が弱いので
 水分を摂るのを忘れてしまいがちです。

 水分の消費は夏場とたいして変わりません。
 水分(ミネラル)を適度に摂らないと
 足がつったり気分が悪くなったりする子が出てきます。


ではでは・・
 
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